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昭和の美人女優

こちらはどなたかお分かりですか? そう~、「江波杏子」さんです。 昭和の美人女優として和洋折衷したいでたちは女博徒師シリーズで大活躍されていたわけなんですが、そのころ僕は2歳くらいだからタイムリーで好きになったのではなく、高校時代あたりで知りました。渡世映画ではこの方と後は成田三樹夫が出演していることを確認しては観たものでした~ 着物に夜会巻きという日本人女性の伝統的なスタイルを過剰なまでに演出掛けたこの江波さんには高校時代は~。。」「映画のメイクに進もうかな~。。」「って気持ちにさせられたものです。
格好は和服ですが、メイキャップは完全に洋物ですね。。 やはりアイブロウ、チーク、アイライン、シャドウなど、ぼかしに興味がわいてきたのもこの頃でした。

アラビアン アイメイク

GOLDとオンブレの魔術!とでも申しましょうか。日本にはナチュラルメイクという言葉がある様にアピールではなくむしろ補正と控えのような考えなのか自分で出来るレヴェルのメイキャップといえます。アラビアンメイクは全く逆。VIXENな女という武器を最大限に演出するイケナイメイク!って感じですね。 70年代後半から80年代の年頃になるとエロ本(グラビア雑誌)を高校生の頃やはり観てましたが興味が行くところがやはりメイキャップと、ロケーション、アンディー(ランジェリー)、ポージング、などでした。中でもモデル達のメイキャップはやはりアラビアンメイクが基本であり、この妖艶な世界に入ってみたいと考え始めました。 僕にとっての方向性が増々ハッキ リしてきました

アラビアンメイク その2

こちらもやはりアラビアンメイクなんですが、アクセサリーがやや、インド、パキスタン、アフガニスタン辺りの感じもしますが。。妖艶さが伝わりますね。アイラインの位置を見てください~!目頭の位置も少し低めから始めてこのバランス!更にはCUT CREASE(ダブルライン)や EYELID(アイホール)も完璧にぼかし込んでます。これなんですよ!

THE PIZZ (Stephen Pizzuro) との出会い

偉大なローブロウペインターであり、後半はTattoo Artistとしても活躍していたPIZZ。カリフォルニア・ロングビーチ在住 2015年突然天国へ~ Rest in peace, Pizz.~ 90年代西海岸ではサーフ・スケーター・グランジ・オルタナ・パンク・サイコビリー・カスタムロッダー・バイカー・などのレコジャケやデッキ、タトゥーデザインからペインティングなど悪趣味なカッコいい美術とでも言ったらいいのか、ローブロウアートというジャンルが確立されていてゾッコンになってしまった僕ですが、そんなわけで毎年何回もロスからサンフランシスコのギャラリーに行ったものでした。その中でもとりわけ気に入っていた画家がそう~「PIZZ]なんです。1999年の彼の単独のエキシビジョンに招待され1点買い付けることができ、96年に購入したものと入れて4作品目でした。この時は勇気をもって「自宅にいってみたい~」のリクエストに、「プリショー!」の気軽な即答に 驚きましたが、勢いでロングビーチの自宅にFAXで届けられた手書きの地図を見ながら何とか到着したものでした。

コロニアル調のかっこいいお家は竹藪もあって、もう庭から建物、調度品にわたるすべてが作品という感じでした。ガレージには58’インパラがカスタムされてて良いコンディションで停めてあります。 この頃から数えて16~7年の中、来日するときはいつも一緒に奥さんと、3人でいろんなところに行きましたね~。懐かしいですね 私にとって最も尊敬する兄貴のような、アーティストでした。